LIVE REPORT: 2001.12.09(Sun) レポート by ジョルジュ高橋

「グランフィエスタ&スペシャルパフォーマンス2001」

12月9日、14:30 六本木ジョン万次郎の前に10数人の男女がそれぞれ多少大きめのバッグを持って集まってきた。そこは日影のせいかやけに風が冷たく通りぬけ、もう12月だということを思い知らされる。


照明の仕込みの様子

15:00、店のドアが開くやいなや脱兎のごとく、それぞれ持ち寄ったさまざまな道具(衣装ラック、照明機材、音響機材、布、それぞれの衣装など)を次々と運び込んでいく。店のなかではあらかじめ分担した作業にもとずいて、みるみるうちに照明装置やら楽屋やら音響装置やらが整いはじめていく。短時間で仕込みと1時間15分あまりのショウタイムのリハをこなさなくてはならない。出演者が続々と集まり作業を見守ったりメイクをし始めたりしている。
15:45、音の環境がほぼ整いリハがスタートした。発表会の出演者からつぎつぎに躍り出す。まだ緊張のなかにも余裕の顔つきだ。第2部のリハが進みアダジオ商会が終わったところで、プロのリハスタート、時間はやはり押していて、お客さんが、もはや上の廊下にたまっている。あせる気持をおさえ、ぎりぎりまでリハをやってほぼ定刻でスタート。照明の仕込みも間に合った様だ。今回は短時間の仕込みの為に7人もの照明スタッフが来てくれた。


ショータイムのオープニングのダンス

受付に目をやると長いお客様の列、これはひょっとすると入るぞと、思わぬ誤算にほほが緩む。しかしぞくぞく入ってくるお客さんに席はあっという間になくなり、スタッフは新たにテーブル席をどんどん追加するしまつ。「おい、それじゃ躍る場所がなくなってしまうぞ」と思わずどなってしまう。カウンターを見れば飲み物貰うにこれまた長蛇の列、「ビールじゃんじゃん出して」と今度は店長に叫んでる。
それでもなんとか落ち着いたところでショウのスタートだ。司会はマジシャンのハマック、リハの時は原稿をつっかえつっかえ読んで、オイ大丈夫かよ、とと心配したけどやはり赤プリでディナーショウやるだけの人物、よく通る声でみごとな進行だ。出る人出る人みんな素敵なタンゴを躍り、客席からは大声援だ。自分も1曲終わったからといって余韻に浸る暇もなく衣装を変えて次の躍りに集中する。生徒さんたちと4曲踊ったもののあっという間の出来事だった。11組の出し物が終わり全員そろって花束を受け取り、それぞれ自分の躍りとお客の反響に満足げな顔、ちょっと出来が悪くて悔しそうな顔とさまざまな表情が見られた。でも、やっと終わったという安堵感は共通のものだろう。それぞれ来てくれた知人たちとの歓談に笑顔が満ち溢れていた。


ショーを見守る観客席

アダジオ商会の初出し物は男性、白のソフトに白のスーツ、サテンのシャツといったラテン系の乗りに、女性はこれも白のミニドレス。その名も「ボクホッシー」、フォッシーにあやかってジャズっぽい雰囲気でつくったが、とても楽しそうにアダジオとダンスを見せてくれた。サンバのパシスタ達は羽根を背負ってハデに登場、タンゴからいっきにブラジルサンバカーニバルへぶっ飛んでしまった。客席もノリノリで盛り上がっていく。続いて本場レオナルドのボサノバソング、しっとり聞かせたところで、サルサはせんべが友とごんちゃんを同時にリードする高度なテクニックを披露。きめはやはりジョルティンバンコ、目もくらむ色使いのもじもじ君衣装でサルティバンコ顔負けのアダジオ。これでもかこれでもかと躍りやんやの大喝采だ。


発表会でのタンゴ/ジョルジュ&角間

ショウタイムがいっきに盛り上がったところで、ここからがさらに本命、タンゴのプロのプライドをかけた火花の散るようなダンスバトル。それぞれの個性ある躍りが見る人を釘付けにし、息をもつかせぬ時間がかけぬけていく。ラスト4組のリベルタンゴは華麗でラストを締めくくるにふさわしい躍りとなっていた。見る人を魅了したのは間違いないだろう。

ショウタイムの1時間15分はあっという間に過ぎて、残りの短いダンスタイムを楽しんだらすぐ9時になってしまった。もう終わりだよ、なんて早いんだと自問しつつ、客だししてまたまた怒涛の後片付け。1時間で終わらせて、今日何人来たのと聞けばなんと190人、スタッフやら招待を入れたら200人以上が蠢いていたことになる。とにかく大盛況は事実、みんなじつによく動いてくれた。短い時間のなかでよくもあれだけいろんなことが滞りなく進んだと驚いてしまう。


参加者の一部での記念写真

みんなへ感謝、感謝のグランフイエスタ、自分も本当に楽しめた。ちょっと長めに患っていた風邪もぴたっと直り、きっとたくさんの人からたっぷりエネルギーを貰ったからだと思う。
きょう一日はとても幸せ。
2001年のなかで一番充実した日だった。

 ジョルジュ高橋

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